1
緑豆を丁寧に水洗いし、ザルにあげて再度水浸け。そのまま3~4時間おく。
暑い日が続きます。京都の夏の暑さは尋常ではありません。きものを着ようとすると、我慢大会にでも出場する心構えが必要です。
そんなことを書いていたら、実家のある福岡県八女市でも、最高気温が37.7℃で全国第2位のアツサだったそうな‥‥。日本全体が焦げてる感じです。暑い日に食べたいもの、身体の熱を冷ましてくれるもの、と思って考えました。
冷や汁って宮崎の郷土料理なんですが、京都に来て作るようになりました。冷たいごはんに味噌汁をかけて、具に身体を冷やすキュウリや、豆腐、鯵などが入っておいしいの。
「豆な人」流にアレンジして、豆腐の代わりに、身体の熱をやわらげてくれる緑豆を入れたところ‥‥ご飯ツブとは異なるツブ感が、なんともいい感じです。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
ゆでた緑豆 | 大さじ6 |
鯵の開き | 小1尾 |
キュウリ | 1/2本 |
みょうが | 1本 |
大葉 | 3枚 |
冷ましたご飯 | 茶碗に軽く2杯 |
かつお出汁 | 2カップ |
味噌 | 大さじ2~3(味噌により加減) |
すりごま | お好みで |
緑豆を丁寧に水洗いし、ザルにあげて再度水浸け。そのまま3~4時間おく。
鍋に1の緑豆と新しい水を入れて強火で熱し、沸騰したら5分ほど煮る。途中でアクが浮いてきたら、すくい取る。
湯を捨てて水洗いし、もう一度、水を入れて中火で熱すること20分。ザルにあげておく。
鯵を焼く。焼き上がったら、骨と皮が入らないように身をほぐしておく。
キュウリは薄切り、みょうがは輪切り、大葉は千切りに。
具のない味噌汁を作り、汁が冷めてから3、4とキュウリを混ぜる。
丼に冷ましたご飯を入れ、6の具入り味噌汁をかける。仕上げにみょうがと大葉をのせ、好みですりゴマをふる。