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タマフクラ大豆を2~3回水替えしながら丁寧に洗う。たっぷりの水に半日~1晩浸してもどす。
このゴハン、食欲増進の強い味方です。炊飯器で炊き込み御飯を炊いていると、じゃことお酒のふんわりとした香りが広がって「あぁ、ごはんが炊けてる~」とうれしくなります。炊飯器の蓋をあけると、たまふくら大豆がぷくりん、ぷくりん、炊き立てご飯にのぞきます。梅やごま、大葉を合わせて、残暑疲れを吹き飛ばしましょう~♪
大豆は精進料理の出汁の一つに使われる食材です。味が濃いたまふくら大豆からは良い出汁が出ているはずで、炊き込み御飯にするのもアリだと思いました。ふつうの大豆は煎って炊き込みますが、粒が大きなたまふくら大豆は下茹でして使います。いただき物の紀州南高梅をぜいたくに合わせて、さっぱりとした美味しさに。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
タマフクラ | 茹で上がり1/2カップ |
白米 | 1.5合 |
ちりめんじゃこ | 大さじ2 |
大葉 | 4枚 |
梅干し | 大2個(サイズにより調整) |
酒 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
金ごま(白ごまでもOK) | 小さじ1 |
タマフクラ大豆を2~3回水替えしながら丁寧に洗う。たっぷりの水に半日~1晩浸してもどす。
米を洗ってザルにあげ、30分ほど置く。
戻した汁と豆を中火にかけ、煮立ったらアクをすくい取りながら、20~30分ほど中弱火で煮る。
2の米に酒と水で、いつもの1.5合分に水加減する。茹でておいたタマフクラ大豆とちりめんじゃこを入れ、塩を加えて軽く混ぜたら、炊飯器のスイッチを入れる。
炊き込み御飯を炊いている間に大葉を千切りにし、梅は種を外してみじん切りにする。
ご飯が炊き上がったら少し蒸らしてボウルにとり、梅とゴマをざっくり混ぜ合わせ、最後に大葉を合わせたら出来上り。