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金時豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいてもどす。
カレー、スパゲティ、ハンバーグ‥‥子どもたちの好きなおかずは、昔からそんな感じで、自称「少年のこころ」を持った大人たちも、なぜかそんなものを食べたがります。だったら、そこにも豆をどんどん取り入れて‥‥と考えました。このハンバーグは、豆さえ茹でておけば手軽にできます。小学生の女の子と一緒に作ったら楽しそう。
ふだんよく作る豆腐ハンバーグの豆腐の代わりに、マッシュした金時豆を使いました。茹でてつぶして、ジャガイモ感覚で使っています。黒コショウやナツメグが、いい感じに豆の中に主張します。豆の風味を生かすため、ソースではなく生姜ポン酢をかけました。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
金時豆 | 茹で上がり1カップ |
玉ネギ | 1/2個 |
牛挽き肉 | 140g |
パン粉 | 1/2カップ |
塩 | 小さじ1/2~ |
粗挽きコショウ | 少々 |
ナツメグ | 少々 |
付け合せの野菜 | お好みで |
ポン酢 | 大さじ3 |
生姜みじん切り | 薄切り3~4枚程度 |
金時豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいてもどす。
金時豆と豆をもどした水を中火にかけ、煮立ったらアクをとり、弱火にして30~40分ほど煮る。煮くずれるくらいまで茹でて火を止める。
茹でた金時豆を湯切りしてボウルに入れ、すりこぎやマッシャーなどでつぶす。
玉ネギをみじん切りにして、フライパンに薄く油をひき(分量外)、軽く炒めて冷ます。
牛挽き肉に塩、コショウ、ナツメグを振り、冷ました玉ネギを加えて混ぜ、ハンバーグ作りの要領でこねる。適度にこねたら、マッシュした金時豆とパン粉を加え、ざっくりと練る。
5が適度にまとまってきたら3~4等分し、ハンバーグの形に成形してフライパンで焼く。両面が焼き上がったら、野菜類と共に盛りつけ、生姜のみじん切りをポン酢に混ぜ合わせた生姜ポン酢をかける。