金時豆サラダのオープンサンド

金時豆サラダのオープンサンド

豆・豆料理探検家の「豆なレシピ」 Vol.47(2014年5月掲載)

小豆とか金時豆とか日本の赤い豆は、こよなく甘いイメージがあります。だけど本当は、おかず的な食材としてどんどん使ってほしいと思うのです。金時豆は茹でて熱を加えることで食物繊維が倍近くまで増し、身体に良いみたいです。これからますます暑くなるから、金時豆でさっぱりしたものを作ってみようと思い立ち、こんなレシピができました。

水煮した茹でたての金時豆を一つつまんでみると、ジャガイモみたいにホクホクして「あ、豆ってこんな味なんだ」と、うれしくなります。酸味のあるチーズにレモン汁を加え、金時豆と合わせました。豆の食感と、ほんのり金時豆の味を楽しんでください。そのままフランスパンにのせオープンサンドに。カナッペやピタパンサンドでもOK。

レシピ担当/五木のどか

豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。

材料(2~3人分)

金時豆 茹で上がり1カップ
カッテージチーズ 100g
キュウリ 1/2本
粗挽きソーセージ 2本(またはベーコンやパンチェッタなど適量)
レモン汁 1/4個分
少々
粗挽きコショウ 少々
付け合せの葉野菜 お好みで
フランスパンなど お好みで

作り方

1

金時豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいてもどす。

2

金時豆と豆をもどした水を中火にかけ、煮立ったらアクをとり、弱火にして20~30分ほど煮る。きれいに仕上げるには、ちょうど良いくらいで火を止め蓋をして予熱で仕上げる。

3

キュウリは1cm程度の角切りに。ソーセージは8mm程度の厚みで小口切りにして炒め、冷ましておく。

4

カッテージチーズとキュウリをボウルに入れ、レモン汁を搾る。

5

冷ました金時豆を加え、塩、コショウをふる。

6

冷ましたソーセージも加えて、ざっくりと混ぜ合わせる。

7

氷水に浸しておいた葉もの野菜と共に、スライスしたフランスパンにのせて出来上り。

ひとくちメモ

  • ここでは金時豆を使いましたが、白金時や虎豆、白花豆、紫花豆などでも合います。
  • 冷蔵庫で冷ますことを考えて、豆は茹でたときより固くなると思って茹で加減を調整してください。
  • オープンサンドにするときは、葉っぱを敷いた上にのせると彩りが綺麗です。ピタパンを使うときは、ポケットに葉もの野菜と金時豆サラダを入れてください。

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