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フェジョンプレットを水洗いし、たっぷりの水に4時間以上浸してもどす。
夏だからカレー。暑いからカレー。いい汗かくためにカレーを食べよう!って、何かの標語みたいですけど、ブラジルやボリビアの人たちもきっと、カレーが好きだと思います。南アメリカ大陸の人たちは、どんなカレーが好きなんでしょう?わからないから勝手に作ってみました。茄子は同系色のコーディネート、夏野菜を合わせました。
なぜキーマカレーになったのかと言うと、汁なしにしたかったから。北海道の人がスープカレーを好きなように、暑い地域の人はきっと、ポロポロのドライカレーが好きそう。ここでは牛肉を使っていますが、豚肉、鶏肉、お好みでどうぞ。
「キーマ」はインドの言葉で「挽き肉」「細切り肉」の意味。フェジョンプレットのホクホクしたデンプン質が、じゃがいも代わりに辛さを中和してくれます。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
フェジョンプレット | 1/2カップ |
玉ネギ | 1/2玉 |
茄子 | 短1本 |
トマト缶詰 | 1カップ |
牛挽き肉 | 100g |
粒ガーリック | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
ナツメッグ | 2~3振り |
カレーパウダー | 大さじ2.5 |
塩 | 小さじ1/2~ |
黒コショウ | 少々 |
チリパウダー | 少々 |
水 | 1/2カップ+1/2カップ~ |
フェジョンプレットを水洗いし、たっぷりの水に4時間以上浸してもどす。
もどし水を替え、中火にかけ煮立ったらアクをすくい取りながら、30分ほど中弱火で煮る。煮えたら火からおろし、少し冷まして湯切りする。
玉ネギはみじん切り、茄子は1cm角くらいに切って軽く水にさらす。
鍋に粒ガーリックとオリーブオイルを入れて火にかけ、ガーリックの香りがしてきたら玉ネギを入れて炒める。
玉ネギによく火が通ったら牛挽き肉を加え、ポロポロしてくるまで炒める。フェジョンプレットを加え軽く炒めたら、ナツメグ、カレーパウダー、黒コショウを振りかけて更に炒め、香りをしっかり立たせる。
トマトの水煮缶(ホール)を手で潰しながら加え、混ぜ合わせる。水1/2カップを加えて、弱火にして蓋をし、20分ほど煮る。途中で焦げそうだったら水を足す。
そこに茄子を加えて炒めるように熱し、塩、チリパウダーで味を調える。
茄子に火が通ったら出来上り。