フェジョンプレットのサルサソース

フェジョンプレットのサルサソース

豆・豆料理探検家の「豆なレシピ」 Vol.55(2014年7月掲載)

フェジョンプレットは、ボリビアの黒いんげん。この豆を手にしたとき、最初にしたことは「ボリビアって、どこだろう?」と地図で確認することでした。周囲をブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルーに囲まれた南アメリカ大陸にあります。暑い国の豆はサッパリと涼しくいただきたいと思って、こんなソースを考えました。

基本はトマトと玉ネギとビネガー、そこに豆とチリパウダーを加えたら、けっこういろんな料理に合いそうな「豆サルサソース」の完成です。材料は一応書いておりますが、食材売場や冷蔵庫の顔ぶれを見て、好きにアレンジしてください。冷蔵庫で2日くらい使えると思います。白身魚、焼き野菜、グリーンサラダ、どれも◎な組み合せでした。

レシピ担当/五木のどか

豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。

材料(4~5人分)

フェジョンプレット 茹で上がり1/2カップ(乾燥では約1/4カップ)
トマト ミディで約5個・150g
ズッキーニ 3~4cm
玉ネギ 約1/6玉
小さじ1/4
白ワインビネガー 大さじ2
チリパウダー お好みで小さじ1/4~

作り方

1

フェイジョンプレットを水洗いし、たっぷりの水に4時間以上浸してもどす。

2

もどし水を替え、中火にかけ煮立ったらアクをすくい取りながら、30分ほど中弱火で煮る。冷まして使うので固茹ではNG。煮えたら火からおろし、少し冷まして湯切りする。

3

トマトは湯むき(頭頂部に十文字の切り込みを入れ、1分ほど湯通しして冷水に浸し、皮をむく)する。小さめのざく切りにして汁も捨てずにボウルに入れる。

4

玉ネギはみじん切りにして水にさらし、絞っておく。ズッキーニもみじん切りに。

5

3のボウルに玉ネギ、ズッキーニを入れ、塩、ビネガー、チリパウダーを加える。そこに湯切りしたフェジョンプレットを加え、軽く混ぜ合わせたら出来上り。白身魚のムニエルなどにかけて盛りつける。

ひとくちメモ

  • 豆は手亡豆などの白インゲンでも、同じようにお使いいただけます。
  • 白ワインビネガーの代わりにレモン汁を使ったり、ズッキーニの代わりに大葉の千切りやパセリ、イタリアンパセリのみじん切りでも合います。
  • お子さま向けや辛いのが苦手な方用には、チリバウダーを入れずにお使いください。

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