青えんどうのコンフィチュール クレープ添え

青えんどうのコンフィチュール クレープ添え

豆・豆料理探検家の「豆なレシピ」 Vol.49(2014年6月掲載)

青えんどうとグリーンピースは同じ豆? 国産は青えんどうで、輸入物がグリーンピース? 生の豆で売っているのがグリーンピースで、乾物が青えんどう? 出典により諸説ありますが、緑色した乾燥ものの豆粒のことを青えんどうと呼ぶようです。「うぐいす餡の豆」でお馴染みの、あの豆で~す♪

うぐいす餡のアンパンやお団子には、独特の青々しい風味がありますね。和でアンコとして出すと好まれない方もおられるので、グラニュー糖とシナモンで味をまとめました。茹でているうちに皮が外れてきたら(好みでもありますが)、私は積極的に取り除いて使っています。

レシピ担当/五木のどか

豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。

材料(約4人分)

青えんどう 1/2カップ
グラニュー糖 大さじ3
シナモン 小さじ1/4(お好みで)
薄力粉 100g
グラニュー糖 大さじ1
牛乳 200~220cc(量は生地の具合を見て調整)
1個

作り方

1

青えんどうを水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩~半日ほどおいてもどす。

2

もどした青えんどうを新しい水と共に中強火にかけ、煮立ったらゆでこぼし(ゆで汁を捨てる)する。再度水をたっぷり加えて中火にかけ、丁寧にアクをすくい取りながら30~40分ほど煮る。

3

湯が減ったら水を足しながら煮る。途中で、皮が外れて浮いてきたら取り除く。やわめに茹でて火を止め、最後にまとめて皮を取り去る。

4

グラニュー糖とシナモンを混ぜ合わせ、2回に分けて鍋に加え、ゆるゆるアンコをつくる加減で火を止める。水分がかなり蒸発するので、火を止めるタイミングは汁がまだ残っているときに。

5

クレープを焼く。薄力粉と砂糖を合わせてふるいにかけ、牛乳の半量と卵を加えて混ぜる。

6

残りの牛乳を加え混ぜたら、フライパンで両面を焼く。中火で熱したフライパンにお玉1杯を1枚の感覚で焼き上げる。クレープが焼けたら青えんどうコンフィチュールと共に盛りつける。

ひとくちメモ

  • コンフィチュールもあんこ同様、できた直後より少しおいて(半日~1日)のほうが味が安定するようです。
  • クレープ焼き立てにはアツアツのままの青えんどうを、冷蔵庫で冷ましてからは冷たい青えんどうコンフィチュールを合わせてください。
  • シナモンが苦手な方用には、シナモンを入れずにグラニュー糖の量を少し多めにしてください。クレープ以外にトーストやアイスなどにも添えてください。

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