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カナリア豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩おく。
「豆なレシピ」100号を祝して仙台まで、豆屋さん探検に行って来ました。そこにある豆はカナリア豆を含め、どの豆とも顔見知りで「やぁ、よく来ましたね。いつか来ると思ってましたよ」と出迎えてくれているような‥‥。仙台朝市の一角にある豆屋さん、茹でたての豆のように、ふんわりやさしい女性店長さんが迎えてくださいました。
蒸し暑さが続く中でひらめいたのは、これからの季節においしい焼き茄子。少し香ばしく、ジューシーな焼き茄子をよ~く冷やし、酸味と白ワイン風味の豆ソースをかけて‥‥。つぶした豆には、酢漬けのピクルスを合わせてみました。洋風焼き茄子、この夏お試しください。
豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。
| カナリア豆 | 1/2カップ |
| 長なす | 2本 |
| ピクルス | 瓶詰めのもの 3~4本 |
| グラニュー糖 | 小さじ1 |
| 塩 | 2つまみ |
| 白ワイン | 大さじ1 |
| 白ワインビネガー | 小さじ1 |
| オリーブオイル | 少々 |
| 粒マスタード | 好みで |
| 付け合せの焼き野菜 | 好みで |

カナリア豆を水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩おく。

茄子にタテ4~5本切り目を入れて、先端に竹串をさし、空気の抜け穴を作っておく。焼きアミやグリルで全体を程よく焼く。

茄子が焼けたら火からおろし、ヤケドしないよう指先を濡らしながら、熱いうちに皮をむく。余熱が引いたらラップ材をして冷蔵庫へ。

鍋に豆と水を入れて火にかけ、沸騰したらアクをすくいとる。中弱火に落とし、40~50分煮て火を止める。

豆を湯切りしてボウルに入れ、スプーンで粗くつぶす。塩、白ワイン&ビネガーを加え、ざっくり混ぜる。

食べやすく刻んだピクルスを5に混ぜ、ソース完成。

冷蔵庫に冷ましておいた焼き茄子を切って、器に盛りつけたらソースをかけ、オリーブオイルを回しかける。焼き野菜など添えて盛りつけたら出来上り。