秘伝豆のポテサラ

秘伝豆のポテサラ

豆・豆料理探検家の「豆なレシピ」 Vol.89(2015年3月掲載)

野菜売場で、北海道産の「シンシア」というジャガイモを売っていました。もう、これだけで秘伝豆レシピは「ポテサラ」に決まりです。
私の福岡時代の友人、シンシア・ラスターさんは、ジャッキー・チェンともアクション映画で共演したイケてる女優さん。彼女を思い出しながらレシピを考えたら、ガツンととろけるポテサラができました。枝豆ベーコン風のポテサラ、付け合せだけでなく、オープンサンドにもどうぞ。

豆を茹でている間にジャガイモも茹でて、豆が茹で上がったらキューブカットのベーコンを炒め‥‥。ベーコンのガツンとした塩味が全体のまとめ役。ポテサラは肉じゃがのようにご家庭ごとの味があるから、一応レシピは載せておりますが、いつもの「我が家の味」に茹でた秘伝豆を加えてください。それだけで、見た目の印象と「身体に良さそう感」がアップしそう。

レシピ担当/五木のどか

豆・豆料理探検家。豆・豆料理アドバイザー。福岡県生まれ、京都市在住。豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。「一豆三味」を提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。「豆なブログ」執筆中。

材料(4~6人分)

秘伝豆 茹で上がり1カップ
ジャガイモ 中3個(約500g)
ブロックベーコン 70~80g
小さじ1/4+適量
黒コショウ 適量
マヨネーズ 約50g
E.V.オリーブオイル 小さじ1
レモン汁 お好みで

作り方

1

豆は丁寧に水洗いし、たっぷりの水に浸して一晩おく。豆がもどったら、鍋に移し茹でる。最初は強火で、沸騰してアクが浮いてきたらすくいとり、中火に落として30分ほど茹でる。かた過ぎないか確かめて火を止める。

2

じゃがいもは表面をタワシで洗い、皮付きのまま茹でる。品種によるが、40~50分目処に竹串をさして、スッと入るくらい。途中、水分が蒸発したら湯を足す。

3

ブロックベーコンは1cm角にカットし、フライパンで炒める。塩小さじ1/4と黒コショウ粗挽きを強めに。

4

茹でたじゃがいもは少し冷まして皮をむき、スプーンで粗崩しする。

5

4に湯切りした秘伝豆とベーコンを加え、ざっくりと混ぜる。塩、マヨネーズで調味。

6

仕上げに黒コショウ、オリーブオイルをかけて軽く混ぜる。

ひとくちメモ

  • マヨネーズの量を減らしたいときは、レモン汁やビネガーを加えて調整してください。
  • ポテサラは、最後にオリーブオイルを加えるとふわりと風味がアップします。粉チーズをふっても美味しいです。
  • 秘伝豆以外に、あおばた豆や鞍掛豆などの青大豆でも代用できます。

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