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ひえを柔らかく炊く。炊き上がり2~3分前にナンプラーを混ぜる。
春の足音は聞こえつつも、まだまだ冷え込みがつづいていますね。そんな時には、体もほっこり煮麺にしませんか?普段は和風で軽めの素麺を、しっかりお腹にたまる満足な一品に仕立てましょう。
ひえを一緒にとじることで卵がふんわり固まり、カニカマの赤が食欲をそそります。汁物に入れると底にたまりがちな雑穀ですが、卵に混ぜることで残さずに食べやすくなるのも嬉しいですよね!もっとあつあつトロトロにしたい時には、水溶き片栗粉でとろみをつけてください。
ちなみに出身の宮城県には(すずやさんも仙台市)、特産で「白石温麺」という半分の長さの素麺があります(うーめんと読みます)。通常伸ばす時に塗る油を使っていないので、あっさりした味わい。機会があったら、是非食べてみてくださいね!
旅するパクチー料理人、雑穀アドバイザー。cocuu/旅するパクチー主催。調理師、ビアソムリエ。雑穀料理コンテスト2010最優秀賞受賞。
| ひえ | 大さじ1 |
| ナンプラー | 小さじ1 |
| 素麺 | 2人分 |
| 卵 | 2個 |
| カニカマ | 2個 |
| ネギ | 少々 |
| ごま油 | 少々 |
| 黒こしょう | 少々 |
| 水 | 600cc |
| 鶏ガラスープの素 | 大さじ1.5 |
| 酒 | 大さじ1 |
| ナンプラー | 小さじ2 |
| おろししょうが | 小さじ1/2 |

ひえを柔らかく炊く。炊き上がり2~3分前にナンプラーを混ぜる。

水を沸かし、Aを入れてスープを作る。

卵をほぐし、1と半分に切ったカニカマをほぐして混ぜる。

素麺を固めに茹で、冷水でしめて水を切る(目安は表示の半分の時間)。

2に4を入れひと煮立ちしたら、3を全体に細く回し入れる。

卵が固まったら器に入れ、刻んだネギと少量のごま油を回しかけ、黒こしょうをひく。